国が介護の資格を整理しキャリアパスのルートをはっきりさせました。
そして2017年1月の介護福祉士国家試験より介護実務者研修修了資格が国家試験の受験要件となり、その前のステップとして介護初任者研修が位置づけられるようになりました。
さて、では改めて職業レベルとしての資格をもう一度確認してみましょう。
まず、レベル1として介護初任者研修。
次に、レベル2として介護実務者研修。
そして、レベル3として介護福祉士。
さらに、レベル4として認定介護福祉士。
このうち国家資格なのが介護福祉士であり、初任者研修と実務者研修は都道府県知事が認定する公的資格です。
一方で、新たに創設されたレベル4の認定介護福祉士は、 2016年12月に一般社団法人である認定機構が設立され、ようやくこれから要請が始まろうと言うところです。
このように熟練度のレベルにより資格が明確化されましたから、今自分がどの立ち位置にいるのか、あるいはこれから経験値を積んでレベルアップしていけば良いのか、よりわかりやすくなったと思います。
こういう流れから言えば、介護初任者研修は介護分野の基礎中の基礎の資格であるといえます。
基礎をおろそかにしては応用などできませんから、最初の最初から学ぶ、あるいは復習すると言う意味でも 1番わかりやすく1番大事な点であるのは言うまでもありません。