横浜市の初任者研修|無料の委託研修と申込の流れ【2026年度】

横浜市の初任者研修

横浜市で初任者研修を無料で受けるなら、市が横浜市福祉事業経営者会に委託している研修が中心です。受講料とテキスト代は無料で、選考面接と全17日間の通学があります。令和8年度は全8回で、第8回が今年度最後の回です(2026年10月18日に市の公式で確認)。

この記事でわかること

  • 横浜市の委託研修の対象・無料の範囲・選考と、今年度の回
  • 本人が申請する受講料の助成を、市と県の公式ページで調べた結果
  • 就職先が使える神奈川県の補助と、国の教育訓練給付
  • 委託研修に合わないときの、ほかの選び方

出典: 横浜市「介護人材関連情報」、神奈川県、厚生労働省の公式ページ(確認日 2026年10月18日)

日程や選考が合わないときに備えて、求人サービスの就業相談も見ておくと選びやすくなります。かいご畑の公式Q&Aは、同サービスで仕事が決まった場合の介護資格取得支援を案内しています。初任者研修の対象可否・地域・利用条件は申込み前に確認してください。

委託研修が合う人・合いにくい人

  • 介護の資格をまだ持っていない人
  • 市内の高齢者介護の事業所で、介護職員として働き始めたい人
  • 全17日間の通学に、休まず出られる人

  • 障害福祉の事業所で働きたい人(委託研修の対象は高齢者介護の事業所)
  • 通信中心で、自分のペースで受けたい人
  • 今年度の申込期間に間に合わない人

合いにくい側に当てはまる人も、あとの節で別の道を紹介しています。

目次

横浜市の委託研修は受講料・テキスト代が無料

横浜市が横浜市福祉事業経営者会に委託している研修は、受講料とテキスト代が無料です。自分で払うのは、会場までの交通費です。

事業実施受講料など主な条件期間・締切出典確認日
横浜市の資格取得・就労支援(初任者研修)公益社団法人 横浜市福祉事業経営者会(市の委託先)受講料・テキスト代は無料(研修会場までの交通費は自己負担)介護の資格を持っていない
横浜市内の高齢者介護サービス事業所で介護職員として働き始めたい(市内の事業所で働いている人も定員に空きがあれば受講可)
全日程(17日間の通学)に出席できる
定員40名・選考面接のうえ決定
第8回(港南区・ウィリング横浜):申込 2026/11/11まで・研修 2026/12/4〜2027/2/15横浜市2026-10-18

表には、確認日の時点で申し込める回だけを載せています。第7回(金沢区・ラスール金沢文庫)は、2026年10月15日で申込を締め切りました。

対象になる人

市の案内では、介護の資格を持たず、市内の高齢者介護サービス事業所で介護職員として働き始めたい人が対象です。

すでに市内の事業所で働いている人も、定員に空きがあれば受講できます。資格を取ってから職場を探す人と、働きながら資格を取りたい人の両方に開かれた研修です。

選考面接と定員

定員は40名で、選考面接のうえ受講者が決まります。申し込んだ人の全員が受けられるとは限らないので、ほかの道も並行して調べておくと安心です。

全17日間の通学

研修は全17日間の通学で、全日程への出席が求められます。申し込む前に、勤務や家族の予定と日程を照らし合わせてください。

委託研修を受けるまでの流れ

  • 受講料とテキスト代は無料。自分で払うのは会場までの交通費。
  • 1回と会場を選ぶ市のページの年間スケジュールとチラシで、申込期間と研修期間を確かめる
  • 2申込期間内に申し込む第7回は2026年10月15日で締切。今年度は第8回が最後の回
  • 3選考面接を受ける定員40名。面接のうえ受講者が決まる
  • 4全17日間を通学する全日程への出席が求められる
  • 5市内の事業所で働き始める研修の目的は、市内の高齢者介護の事業所で介護職員として働くこと

申込方法と最新の空き状況は、各回のチラシと市のページで確かめる。

図:横浜市の委託研修は、申込から選考面接、17日間の通学を経て、市内の事業所で働く流れになる。

本人が申請する受講料助成の調査結果

横浜市の公式ページと神奈川県の一覧を確かめましたが、令和8年度に本人が申請できる受講料の助成は見つかりませんでした。

横浜市:2026年10月18日時点で、横浜市の「介護人材関連情報」のページと、神奈川県がまとめた県内市町村の補助金の一覧を確認しましたが、本人が申請する受講費の助成は見つかりませんでした。制度が無いと確定したものではないので、申し込む前に担当課のページで最新の取扱いを確かめてください。

「初任者研修 助成金 横浜市」で検索すると、以前の年度の資料が出てくることがあります。令和8年度の市の公式ページで載っていたのは、上の委託研修と、事業者向けの補助です。

県がまとめた市町村の補助金の一覧も確かめました。横浜市の行に載っているのは、日本語学校の学費補助と介護福祉士の専門学校の学費補助で、どちらも事業者向けです。

助成を前提に講座を選ぶ前に、市の担当課のページで最新の案内を確かめてください。

就職先が申請できる神奈川県の補助

横浜市内の介護事業者も、神奈川県の受講料補助を使えます。県内に事業所を持つ介護サービス事業者が対象だからです。

次の補助は、本人ではなく雇用主(介護事業者)が申請する制度です。働き始める事業所が使っているかは、面接のときなどに事業所へ確かめられます。

申請するのは事業者で、受講する本人ではありません。県の要綱では、介護職員として雇う予定の人の受講料を負担する場合も対象とされています。内定先の面接で「受講料の負担はありますか」と聞いてみてください。

補助金の紹介サイトに「上限6万5,000円/人」と書かれていることがあります。県の公式ページでは、これは受講中の代わりの職員を確保する費用の上限です。受講料の補助の上限は、初任者研修で1人あたり24,000円です。

国の教育訓練給付も選べる

委託研修に入れなかった人や、別の講座を選ぶ人は、国の教育訓練給付も確かめておきましょう。指定された講座を修了すると、受講費の一部が支給されます。

国の教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定した講座を修了したときに、受講費の一部が支給される制度です。初任者研修の講座が対象か、対象ならどの種類かは講座ごとに違うので、申し込む前に講座へ確かめてください。

種類支給の割合と上限
一般教育訓練受講費の20%(上限10万円)。修了後に支給
特定一般教育訓練受講費の40%(上限20万円)。修了後に支給。資格を取り、修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇われると、合計50%(上限25万円)になるよう差額が追加されます。合計50%は2024年10月以降に開講する講座が対象

特定一般教育訓練の講座を使うときは、受講を始める日の原則2週間前までに、訓練前キャリアコンサルティングを受けたうえで受給資格確認の書類をハローワークへ出します(厚生労働省の案内)。キャリアコンサルティングはこの期限より前に済ませておく必要があるので、早めにハローワークへ問い合わせてください。

このページでは、講座ごとに教育訓練給付の対象か(一般・特定一般・対象外)をまだ確かめていません。種類が書かれていないことは、対象外という意味ではありません。 本人が受け取れるかの要件はハローワークで、講座が指定を受けているかは厚生労働省の検索システムや講座で確かめられます。自治体の助成と同じ講座で両方を使えるかも、それぞれの窓口で確かめてください。

(2026年10月18日に厚生労働省のページで確認)

給付の対象かどうかは講座ごとに決まります。講座を選ぶときの見方は、介護職員初任者研修のスクールの選び方にまとめています。

委託研修に合わないときの選び方

委託研修の条件に合わないときは、自分の状況に近い行から次の道を選んでください。

状況別の次の道

自分の状況次に考える道
選考や定員で受けられなかった教育訓練給付の対象講座・就職先の受講料負担
17日間の通学が難しい通信を組み合わせた講座(教育訓練給付の対象かを確認)
障害福祉の事業所で働きたい就職先の受講料負担・教育訓練給付
今年度の申込に間に合わない来年度の日程を市のページで確認・ほかの講座

障害福祉の事業所で働く場合、県の障害福祉分野マッチング支援事業は使えません。この事業は、横浜・川崎・相模原・横須賀の4市への就業を除いているためです。

通信を組み合わせた受け方は、初任者研修を通信講座で取る方法とメリットで詳しく説明しています。日程の組み方に迷う人は、初任者研修の日程・スケジュールの選び方も参考になります。

よくある質問

Q1:第8回のあとに、今年度の追加の回はありますか?

市の年間スケジュールでは、令和8年度は全8回で、第8回が最後です(2026年10月18日確認)。次の募集は、来年度の日程が市のページに出たら確かめてください。

Q2:働きながら委託研修を受けられますか?

市の案内では、市内の事業所で働いている人も、定員に空きがあれば受講できます。全17日間の通学が必要なので、勤務先と日程を相談しておくと安心です。

Q3:委託研修でかかるお金はありますか?

受講料とテキスト代は無料です。研修会場までの交通費は自己負担になります。

Q4:障害福祉の事業所で働く予定でも、委託研修を受けられますか?

市の案内では、対象は市内の高齢者介護サービス事業所で介護職員として働き始めたい人です。障害福祉の事業所で働く予定なら、申し込む前に委託先の横浜市福祉事業経営者会へ確かめてください。

Q5:受講料をあとから返してもらう助成はありますか?

令和8年度の市の公式ページと県の一覧を確かめた範囲では、本人が申請する受講料の助成は見つかりませんでした。就職先が県の補助を使って受講料を負担する道と、国の教育訓練給付は使える可能性があります。

まとめ

  • 横浜市の委託研修は、受講料・テキスト代が無料。交通費は自己負担
  • 定員40名・選考面接あり。全17日間の通学が必要
  • 令和8年度は全8回で、第8回が最後の回
  • 本人が申請する受講料の助成は、市と県の公式ページで見つからなかった
  • 就職先は県の補助(3分の1・上限24,000円)を使える

無料で取る方法を全体から比べたい人は、介護職員初任者研修が無料で取れる仕組みと条件もあわせて読んでみてください。

委託研修の日程や選考が合わないときは、求人サービスに相談するのも一つの手です。かいご畑の公式Q&Aには「かいご畑でお仕事が決まれば、無料で介護資格が取れます。」とあります。同サービスで仕事が決まった場合の介護資格取得支援の案内です。初任者研修の対象可否・地域・利用条件は申込み前に確認してください。

資格取得支援の条件を確認・相談する(PR)詳細はリンク先をご確認ください

出典と確認日

すべて2026年10月18日に確認。( )内は各ページの更新日です。


※本記事は横浜市・神奈川県・厚生労働省の公開情報をもとに整理したもので、2026年10月18日時点の内容です。募集の回・条件・補助の額は年度や予算の状況で変わります。申し込みや申請の前に、各制度の公式ページで最新の情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

Suzukiです。短大を出てすぐ介護の世界に入り、気がつけば20年以上が経ちました。特別養護老人ホームやグループホーム、デイサービスと、いろいろな現場で働いてきました。今は現場と並行して、介護スクールの事務も手伝っています。

スクールの窓口には、これから介護を始めたい方が毎日のように相談に来ます。「私みたいに初めてでも大丈夫でしょうか」と不安そうに聞かれるたび、飛び込んだばかりの頃の自分を思い出します。

このサイトでは、初任者研修の選び方やスクールの決め方、修了後の就職まで、現場で働いてきた経験と、受講生の相談にふれてきたことを合わせて、できるだけ正直にお伝えします。

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